3級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP3級) 過去問
2025年5月(CBT)
問67 (実技 問7)
問題文
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問題
3級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP3級)試験 2025年5月(CBT) 問67(実技 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
- (ア)オープン型
- (イ)毎日
- (ウ)償還
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この過去問の解説 (2件)
01
投資信託の取引には、様々な費用がかかります。
投資信託を購入する際に、販売会社へ支払う手数料を「購入時手数料」といいます。
購入時に手数料がかからない投資信託は、「ノーロード型」投資信託です。
「(ア)オープン型」は不適切です。
(参考)
「オープン型(追加型)」は投資信託の分類のひとつで、運用期間中に追加購入ができる投資信託をいいます。
募集期間中のみ購入でき、運用期間中は追加購入できない投資信託を「ユニット型(クローズ型・単位型)」といいます。
「運用管理費用(信託報酬)」は、販売会社、委託会社、受託会社の3者が受け取る報酬として、信託財産から毎日差し引かれます。
「(イ)毎日」は適切です。
投資信託を中途解約して資金を引き揚げる際、運用中の信託財産の一部を換金する必要が生じるため、換金に要する費用を中途解約する投資家が負担します。
こうした投資家の負担を「信託財産留保額」といいます。
「(ウ)償還」は不適切です。
「(イ)毎日」が適切です。
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02
多くの投資家から集めた資金を一つの大きな基金とし、それを運用の専門家が株式や債券などに分散投資し、得た利益を投資家に分配する金融商品を「投資信託」といい、投資信託の取引にはさまざまなコスト(費用)がかかります。
例えば、投資信託の購入時には「購入時手数料」が、投資信託を保有していれば「運用管理費用(信託報酬)」が、投資信託の換金時には「信託財産留保額」がかかります。
実際に投資信託を購入する場合は「目論見書(投資信託説明書)」にこれらコストについて記載しているので、各投資信託の内容やコストを比較し、購入することが重要となります。
投資信託において「オープン型」とは、「いつでも追加で購入できる」投資信託を意味します。
一般的に投資信託の購入時には販売会社に対して「購入時手数料」を支払うものですが、「ノーロード型」の投資信託については購入時手数料が「無料」となります。
したがって、この選択肢は間違いです。
なお、ノーロード型の投資信託でも保有期間中の信託報酬などはかかるので注意しましょう。
投資信託の保有期間中には「販売会社・委託者(運用会社)・受託者(管理会社)」に対して「運用管理費用(信託報酬)」が発生し、一定額が「毎日」信託財産から差し引かれます。
したがって、この選択肢が正解です。
投資信託の「償還」とは、運用期間が終了した(満期を迎えた)際に信託財産を清算して、償還日時点の保有者に対して保有口数に応じて償還金を返還することをいいます。
また「信託財産留保額」は償還時ではなく、「中途換金時」に徴収される費用であり、投資信託の解約代金から差し引かれます。
したがって、この選択肢は間違いです。
したがって、答えは「(イ)毎日」です。
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